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2020年度 問題12 民法(時効)(選択穴埋)その1(一般公開中)

12.次の文章の[ ]に入る最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。
※以下は、民法(2017(平成 29)年改正後の民法)に関する問題である。

債権は、債権者が権利を行使することができることを知った時から[ ア ]年間行使しないとき、又は権利を行使することができる時から[ イ ]年間行使しないときは、時効によって消滅する。
消滅時効の完成により不利益を受ける債権者は、自己の権利の行使によって時効の完成を阻止することができるが、時効の完成が迫るなかで、天災等の障害により権利の行使ができない場合、その障害が消滅した時から3ヵ月を経過するまでの間は、時効は完成しない。これを、天災等による時効の[ ウ ]という。
また、権利の[ エ ]があったときは、その時から新たに時効は進行を始める。
時効による債権消滅の効果は、時効によって利益を受ける当事者が援用しなければ、その効力が生じないが、その当事者には、保証人、物上保証人のほか[ オ ]が含まれることが民法上明示されている。

【語群】
1. 追認 2. 3 3. 20 4. 承認 5. 一般債権者 6. 更新 7. 10 8. 中断 9. 催告 10. 後順位抵当権者 11. 停止 12. 完成猶予 13. 第三取得者 14. 5

解説・ポイント

問題11でも解説していますが、債権法の民法改正が2020年4月1日に施行されたので、試験範囲である2020年5月1日現在施行されているという要件に含まれる、改正後民法が前提とした出題になっています。
『※以下は、現行民法(2017(平成 29)年改正前の民法)に関する問題である。』⇒『※以下は、民法(2017(平成 29)年改正後の民法)に関する問題である。』

2020年度 問題12 時効 ※難易度(A易、B普通、C難)目標:1-3問以上/5問中

過去問(新試験以降の分)

2019年度 本試験 問題12 代理 ※難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中

2019年度 再試験 問題12 成年後見制度 ※難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中

30年度 問題12 民法(取消し・解除)※難易度(A易、B普通、C難)目標:3問以上/5問中

29年度 問題12 民法(建物賃貸借契約)※難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中

28年度 問題13 民法(無効・取消し)※難易度(A易、B普通、C難) A 目標:5問/5問中