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「男児用水着のインナー生地を確認しましょう」のニュース動画が分かりにくかった(2021/7/16)

リンク元が削除されていなかったら、まず下記のニュース動画を見てください。

【TBSNEWS】男の子の水着 裏地で事故 2021/07/15

管理人コメント

【読売新聞オンライン】男児用水着インナー、陰茎皮膚が挟まり脱げなくなる事故12件…国民生活センターが注意呼びかけ 2021/07/16


男児用水着インナー、陰茎皮膚が挟まり脱げなくなる事故12件…国民生活センターが注意呼びかけ
2021/07/16 11:46

 男児用水着のインナーに使われているメッシュ生地に、陰茎の皮膚が挟まりケガをする事故があるとして、国民生活センターが注意を呼びかけている。

 目の粗いメッシュ生地が皮膚と密着することで、生地の穴から皮膚がはみ出し、圧迫されることによって、はみ出た部分が腫れ上がって水着が脱げなくなってしまうことがあるという。

 2010年12月から21年5月にかけ、全国の医療機関ネットワークなどに寄せられた事故情報は12件。毎年のように同様の事故が起きている。

 同センターは「インナーにメッシュ生地を使っている水着は、子どもには着用させないでほしい」としたうえで、もしも皮膚が挟まってしまった時は、無理に外そうとしたり、メッシュ部分を刃物で切り離そうとしたりせず、医療機関を受診するよう求めている。

https://www.yomiuri.co.jp/national/20210716-OYT1T50148/

【国民生活センター・発表情報】男児用水着のインナー生地を確認しましょう-陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも-[2021年7月15日:公表]

国民生活センターHP
トップページ > 注目情報 > 発表情報 > 男児用水着のインナー生地を確認しましょう-陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも-[2021年7月15日:公表]

 男児用水着の中にはインナーにメッシュ生地を用いたものがありますが、医療機関ネットワークやPIO-NETには、「水着のインナーのメッシュ生地に、陰茎部の皮膚が挟まり取れなくなり病院へ搬送された」といった事例が寄せられており、昨年度も事故が発生しています。

 同種の事故に関しては、2006年に当センターから情報提供を行っており、2014年には消費者庁から、また、2016年には日本小児科学会からもそれぞれ注意喚起が行われています。

 なお、2010年には、事故を防止するため、業界の自主基準に「水着のインナー素材にはメッシュ形状素材を用いないこと」が盛り込まれています。

 そこで、依然として発生している事故の再発防止のため、消費者へ注意喚起することとしました。

事例

医療機関ネットワークより
・水着を着用してアスレチックで遊んだ。数時間後、水着が脱げず、よく見ると陰茎部の皮膚が水着に挟まっていた
・海水パンツを脱がそうとしたら痛みを訴え、陰茎部の皮膚の先が挟まって陰茎から出血していた

PIO-NET(パイオネット:全国消費生活情報ネットワークシステム)より
・海水パンツのインナーのメッシュ生地に陰茎部の皮膚が挟まり、海水パンツが脱げなくなってしまった
・3歳男児の水着を脱がそうとした際、陰茎部の皮膚がインナーのメッシュ生地に挟まりけがをした

消費者へのアドバイス
・インナーにメッシュ生地を使用した水着を子どもに着用させないようにしましょう
・水着のインナーのメッシュ生地に陰茎部の皮膚が挟まってしまった場合は、無理に取ろうとせず医療機関を受診しましょう

事業者への要望
・水着のインナーのメッシュ生地に陰茎部の皮膚が挟まれる事故の再発防止のため、インナーにメッシュ生地が使われている水着が製造、販売されないことを要望します

インターネットショッピングモール運営事業者への協力依頼
・消費者及び出品者に対し、水着のインナーに陰茎部の皮膚が挟まれる事故が起こるおそれについて注意喚起の協力を依頼します

[報告書本文] 男児用水着のインナー生地を確認しましょう-陰茎部の皮膚が挟まり、取れなくなることも-[PDF形式](1.3MB)

http://www.kokusen.go.jp/news/data/n-20210715_1.html