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2021年度 問題21 経済問題〔債券価格変動〕(選択穴埋)その1(一般公開中)

21. 次の文章の[ ]に入る最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

 債券は、償還日、償還日に支払われる金額(額面金額)、[ ア ]、発行価格等の発行条件が決められた上で発行される。[ ア ]は、クーポン・レートとも呼ばれる。発行価格や発行期間が同じであれば、市場の金利が上げ局面にあるときに発行される債券は[ ア ]が既発のものより[ イ ]、低下時に発行される債券は[ ア ]が既発のものより[ ウ ]なる。また、信用度の低い発行体の債券は[ ア ]が[ イ ]、信用度が高い発行体の債券は[ ア ]が[ ウ ]なる。
債 券価格は、市場の金利動向によって日々変動し、変動に伴い投資収益率である[ エ ]も変動する。一般に、債券価格は、市場の金利が低下するときには[ オ ]する。

【語群】
1. 変動 2. 配当 3. 低く 4. 下落 5. 分配金 6. 表面利率 7. 発行額 8. 高く 9. 上昇 10. 利払日 11. イールドカーブ 12. 利回り 13. プライムレート

解説

経済問題は前半(問題5 消費者教育・食品問題・経済問題・環境問題)に難易度の高い正誤×選択として3問出題されていますが、最後の方にも穴埋5問が出題されています。合計8点分ですので、少し影響力があります。新試験から同じようなパターンの出題です。

経済問題は時代によって大きく変わることはない基本的な問題が出題されますが、もともと経済問題は難しく、暗記物が多いので苦労します。ただし、穴埋めなので比較的易しい問題が多く、常識や想像力で正解でき、どちらかというと点数を取れるので、数字の2択とか迷い2択とかを除いては正解できるようにしましょう。

2021年度は債権の価格変動が出題されました。さまざまなパターンの時に「高い・低い」「上昇する・下落する」という2択になる問題です。セットになっているものは、1つ間違うと2つとも間違うというきついパターンになります。冷静に局面を想像すれば、どちらになるのか分かるのですが、どうしても混乱してしまいますし、試験本番であせってしまうこともあると思います。今回の問題も冷静に対処したいところですが、語群をうまく分けれないという難し目のパターンになっており、全問正解は難しいと思いますが、「高い・低い」「上昇する・下落する」という2択の3問は必ず正解しましょう。

【参考】過去問

難易度(A易、B普通、C難)目標:3問以上/5問中