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2023年度 問題7 業法・約款・医薬品医療機器等法(旧薬事法)(正誤○×)その1(一般公開)

2023年度…業法・約款9、医薬品医療機器等法(旧薬事法)・医療サービス2
2022年度…業法・約款9、医薬品医療機器等法(旧薬事法)・医療サービス2

7. 次の各文章が、正しければ○、誤っていれば×を解答用紙の解答欄に記入(マーク)しなさい。

① 旅行業法では、旅行業協会に加入する旅行業者は、営業保証金の供託又は弁済業務保証金分担金の納付のいずれかを選択することができるとされている。

② 観光庁が策定する「オンライン旅行取引の表示等に関するガイドライン」では、オンライン旅行取引事業者等の名称について表示することが求められているが、通称、屋号又はサイト名だけの表示も適当とされている。

③ 標準旅行業約款では、企画旅行契約については、旅行者がいつでも解除できるが、解除にあたり支払う取消料は、旅行開始前であれば不要であり、旅行開始後であれば必要であると規定されている。

④ 標準宅配便運送約款によれば、消費者が荷物の損傷による損害賠償を請求するためには、宅配便事業者が荷物の受取り、運送、保管又は引渡しについて注意を怠ったことを消費者が証明しなければならない。

⑤ 標準引越運送約款によれば、引越運送業者は、美術品や骨董品等の特殊な管理を要するため他の荷物と同時に運送することに適さない荷物について、引越運送の引受けを拒絶することができる。

⑥ 探偵業法によれば、都道府県公安委員会に所定の届出をした探偵業者は、本人からの依頼を前提に、他人の戸籍謄本等の交付の請求、他人の住居への立入り、依頼者の相手方との示談交渉、賠償金その他の金銭の取立てを行うことができる。

⑦ 廃棄物処理法によれば、家庭の引越時に排出される廃棄物は「一般廃棄物」に該当するため、これらの収集や運搬を業として行おうとする者は、当該業を行おうとする区域の市町村長より一般廃棄物処理業の許可を受けなければならないとされている。

⑧ チケット不正転売禁止法の「特定興行入場券」に該当するコンサートチケットを、コンサートを自ら観覧する目的で、転売サイトを通じて正規価格より高値で購入する行為は、同法に基づく罰則の対象とはならない。

⑨ 不動産の表示に関する公正競争規約によれば、マンションの取引について、物件から駅や商業施設等までの所要時間や道路距離を表示する場合、各住戸の玄関口を起点とするのではなく、「建物の出入口を起点」とすることとされている。

⑩ サプリメントとして販売されているが、もっぱら医薬品として使用される成分本質(原材料)を含有する物は、原則として医薬品医療機器等法上の「医薬品」に該当し、許可のない製造、販売が禁止される。

⑪ 厚生労働省通知「美容医療サービス等の自由診療におけるインフォームド・コンセントの取扱い等について」では、美容医療サービス等の施術に関し、即日施術の必要性が医学上認められない場合であっても、医師から施術内容について説明を受けた患者が即日施術を希望すれば、直ちに施術を実施することができるとされている。

解説

【2023年度試験対策でのコメント】
これまでと同じ業法関係で問題数も同じ11問でした。出題傾向も変わっていません。難しい問題でも一般常識で正解できる問題が多かったので点数を稼げるのではないかなと思います。

【2022年度試験対策でのコメント】
問題数が1問増えて11問になりました。薬機法は2問から1問に減少して。1問だけの出題になりましたが、重要な分野なのに出題数がどんどん減ってきています。たまたま1問だった可能性もあります。倉庫業法が初めて出題されました。そのほかは過去問と同じ論点が多いです。

【2021年度試験対策でのコメント】
2020年度試験では、別々の大問題であった「業法・約款」と「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」が合体されて、さらに、問題数も「業法・約款」が8問のままで、「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」が5問から2問に減少し、合わせて13問から10問に減少しました。また、合体されたことにより、「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」が正誤×選択問題から単純正誤〇×問題に変わりました。2021年度にどうなるかはわかりません。この変更は、難易度の高い「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」の分野なので、ありがたいかもしれません。

2023年度 難易度(A易、B普通、C難)目標:9問以上/11問中

ポイント ※例年同じ内容

業法・約款

旅行業法

運送約款

医薬品医療機器等法(薬機法)(旧薬事法)・医療サービス

法律改正

定義

化粧品

事件がらみ

使用上の注意が必要な商品

医薬品の販売制度

厚生労働省
ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医薬品・医療機器 > 医薬品の販売制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082514.html

医薬品の個人輸入

厚生労働省HP
ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医薬品・医療機器 > 医薬品等を海外から購入しようとされる方へ > 医薬品等の個人輸入について

医薬品等の個人輸入について

厚生労働省医薬・生活衛生局
監視指導・麻薬対策課

1.医薬品等輸入確認証の発給を要せず個人輸入可能な医薬品等の数量について

 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)の改正に伴い、これまで薬監証明を取得して輸入を行っていたものについては、令和2年9月1日以降、薬監証明に代えて輸入確認証を取得していただくことになりました。申請手続きの詳細については、申請先の厚生局(厚生労働省の地方支分部局)へお問い合わせください。
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、体外診断用医薬品又は再生医療等製品を営業のために輸入するには、医薬品医療機器等法の規定により、厚生労働大臣の承認・許可等が必要です。
 一般の個人が自分で使用するために輸入(いわゆる個人輸入)する場合(海外から持ち帰る場合を含む。)には、原則として、地方厚生局に必要書類を提出して、営業のための輸入でないことの証明を受ける必要がありますが、以下の範囲内については特例的に、税関の確認を受けたうえで輸入することができます。 当然この場合、輸入者自身が自己の個人的な使用に供することが前提ですので、輸入した医薬品等を、ほかの人へ売ったり、譲ったりすることは認められません。ほかの人の分をまとめて輸入することも認められていません。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html

医療サービス

過去問「業法・約款」

2022年度 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/11問中

2021年度(令和3年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2020年度(令和2年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2019年度(令和元年度)本試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:5問以上/8問中 ※通常より難易度が高かった

2019年度(令和元年度)再試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:6問以上/8問中 ※本試験よりも易しい

2018年度(平成30年度)過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:6問以上/8問中(★頻出☆重要実務)

2017年度(平成29年度)過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:6問以上/8問中(★頻出☆重要実務)

2016年度(平成28年度)過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:5問以上/8問中

2015年度(平成27年度)までの過去問

過去問「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」

2021年度(令和3年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:1-2問以上/2問中

2020年度(令和2年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:1問以上/2問中

2019年度(令和元年度)本試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中 ※一般常識力で対応

2019年度(令和元年度)再試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中 ※一般常識力で対応

2018年度(平成30年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中

2017年度(平成29年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:3問以上/5問中

2016年度(平成28年度)難易度(A易、B普通、C難)

2023年度…業法・約款9、医薬品医療機器等法(旧薬事法)・医療サービス2
2022年度…業法・約款9、医薬品医療機器等法(旧薬事法)・医療サービス2

7. 次の各文章が、正しければ○、誤っていれば×を解答用紙の解答欄に記入(マーク)しなさい。

① 旅行業法では、旅行業協会に加入する旅行業者は、営業保証金の供託又は弁済業務保証金分担金の納付のいずれかを選択することができるとされている。

② 観光庁が策定する「オンライン旅行取引の表示等に関するガイドライン」では、オンライン旅行取引事業者等の名称について表示することが求められているが、通称、屋号又はサイト名だけの表示も適当とされている。

③ 標準旅行業約款では、企画旅行契約については、旅行者がいつでも解除できるが、解除にあたり支払う取消料は、旅行開始前であれば不要であり、旅行開始後であれば必要であると規定されている。

④ 標準宅配便運送約款によれば、消費者が荷物の損傷による損害賠償を請求するためには、宅配便事業者が荷物の受取り、運送、保管又は引渡しについて注意を怠ったことを消費者が証明しなければならない。

⑤ 標準引越運送約款によれば、引越運送業者は、美術品や骨董品等の特殊な管理を要するため他の荷物と同時に運送することに適さない荷物について、引越運送の引受けを拒絶することができる。

⑥ 探偵業法によれば、都道府県公安委員会に所定の届出をした探偵業者は、本人からの依頼を前提に、他人の戸籍謄本等の交付の請求、他人の住居への立入り、依頼者の相手方との示談交渉、賠償金その他の金銭の取立てを行うことができる。

⑦ 廃棄物処理法によれば、家庭の引越時に排出される廃棄物は「一般廃棄物」に該当するため、これらの収集や運搬を業として行おうとする者は、当該業を行おうとする区域の市町村長より一般廃棄物処理業の許可を受けなければならないとされている。

⑧ チケット不正転売禁止法の「特定興行入場券」に該当するコンサートチケットを、コンサートを自ら観覧する目的で、転売サイトを通じて正規価格より高値で購入する行為は、同法に基づく罰則の対象とはならない。

⑨ 不動産の表示に関する公正競争規約によれば、マンションの取引について、物件から駅や商業施設等までの所要時間や道路距離を表示する場合、各住戸の玄関口を起点とするのではなく、「建物の出入口を起点」とすることとされている。

⑩ サプリメントとして販売されているが、もっぱら医薬品として使用される成分本質(原材料)を含有する物は、原則として医薬品医療機器等法上の「医薬品」に該当し、許可のない製造、販売が禁止される。

⑪ 厚生労働省通知「美容医療サービス等の自由診療におけるインフォームド・コンセントの取扱い等について」では、美容医療サービス等の施術に関し、即日施術の必要性が医学上認められない場合であっても、医師から施術内容について説明を受けた患者が即日施術を希望すれば、直ちに施術を実施することができるとされている。

解説

【2023年度試験対策でのコメント】
これまでと同じ業法関係で問題数も同じ11問でした。出題傾向も変わっていません。難しい問題でも一般常識で正解できる問題が多かったので点数を稼げるのではないかなと思います。

【2022年度試験対策でのコメント】
問題数が1問増えて11問になりました。薬機法は2問から1問に減少して。1問だけの出題になりましたが、重要な分野なのに出題数がどんどん減ってきています。たまたま1問だった可能性もあります。倉庫業法が初めて出題されました。そのほかは過去問と同じ論点が多いです。

【2021年度試験対策でのコメント】
2020年度試験では、別々の大問題であった「業法・約款」と「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」が合体されて、さらに、問題数も「業法・約款」が8問のままで、「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」が5問から2問に減少し、合わせて13問から10問に減少しました。また、合体されたことにより、「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」が正誤×選択問題から単純正誤〇×問題に変わりました。2021年度にどうなるかはわかりません。この変更は、難易度の高い「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」の分野なので、ありがたいかもしれません。

2023年度 難易度(A易、B普通、C難)目標:9問以上/11問中

ポイント ※例年同じ内容

業法・約款

旅行業法

運送約款

医薬品医療機器等法(薬機法)(旧薬事法)・医療サービス

法律改正

定義

化粧品

事件がらみ

使用上の注意が必要な商品

医薬品の販売制度

厚生労働省
ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医薬品・医療機器 > 医薬品の販売制度
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000082514.html

医薬品の個人輸入

厚生労働省HP
ホーム > 政策について > 分野別の政策一覧 > 健康・医療 > 医薬品・医療機器 > 医薬品等を海外から購入しようとされる方へ > 医薬品等の個人輸入について

医薬品等の個人輸入について

厚生労働省医薬・生活衛生局
監視指導・麻薬対策課

1.医薬品等輸入確認証の発給を要せず個人輸入可能な医薬品等の数量について

 医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律(医薬品医療機器等法)の改正に伴い、これまで薬監証明を取得して輸入を行っていたものについては、令和2年9月1日以降、薬監証明に代えて輸入確認証を取得していただくことになりました。申請手続きの詳細については、申請先の厚生局(厚生労働省の地方支分部局)へお問い合わせください。
医薬品、医薬部外品、化粧品、医療機器、体外診断用医薬品又は再生医療等製品を営業のために輸入するには、医薬品医療機器等法の規定により、厚生労働大臣の承認・許可等が必要です。
 一般の個人が自分で使用するために輸入(いわゆる個人輸入)する場合(海外から持ち帰る場合を含む。)には、原則として、地方厚生局に必要書類を提出して、営業のための輸入でないことの証明を受ける必要がありますが、以下の範囲内については特例的に、税関の確認を受けたうえで輸入することができます。 当然この場合、輸入者自身が自己の個人的な使用に供することが前提ですので、輸入した医薬品等を、ほかの人へ売ったり、譲ったりすることは認められません。ほかの人の分をまとめて輸入することも認められていません。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iyakuhin/kojinyunyu/topics/tp010401-1.html

医療サービス

過去問「業法・約款」

2022年度 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/11問中

2021年度(令和3年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2020年度(令和2年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2019年度(令和元年度)本試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:5問以上/8問中 ※通常より難易度が高かった

2019年度(令和元年度)再試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:6問以上/8問中 ※本試験よりも易しい

2018年度(平成30年度)過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:6問以上/8問中(★頻出☆重要実務)

2017年度(平成29年度)過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:6問以上/8問中(★頻出☆重要実務)

2016年度(平成28年度)過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:5問以上/8問中

2015年度(平成27年度)までの過去問

過去問「医薬品医療機器等法(旧薬事法)」

2021年度(令和3年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:1-2問以上/2問中

2020年度(令和2年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:1問以上/2問中

2019年度(令和元年度)本試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中 ※一般常識力で対応

2019年度(令和元年度)再試験 難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中 ※一般常識力で対応

2018年度(平成30年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:4問以上/5問中

2017年度(平成29年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:3問以上/5問中

2016年度(平成28年度)難易度(A易、B普通、C難)