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2024年度 問題6 住宅(正誤○×)その1

2024年度…住宅10(宅建業法2・原状回復ガイドライン・賃貸住宅管理業法・建築基準法2・高齢者住まい法・老人福祉法・建物区分所有法・住宅品質確保法)

2023年度…住宅10(宅建業法2・原状回復ガイドライン・借地借家法・建設業法・建築基準法・都市計画法・老人福祉法・賃貸住宅管理業法・住宅瑕疵担保履行法)

6.次の各文章が、正しければ○、誤っていれば×を解答用紙の解答欄にマークしなさい。

①宅地建物取引業者が取引の相手方等に対して説明義務を負う重要事項は、宅地建物取引業法に規定されている各事項に限定されている。

②宅地建物取引業者が、訪問販売により自らが売主となる投資用マンションの販売を行った場合、購入者は、書面によりクーリング・オフができる旨及びその方法を告げられてから8日を経過する前に、当該マンションの引渡しを受け、かつ、購入代金の支払いを完了しているときは、クーリング・オフができない。

③国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、賃借人が故意・過失により賃借建物の設備等を破損した場合は、入居年数とは関係なく、賃借人が原状回復の費用を全額負担することを原則としている。

④賃貸住宅管理業法には、同法の規定する「不当な勧誘等の禁止」などに違反したサブリース業者の情報を国に提供して、適切な措置を求めることができる申出制度がある。

⑤建築基準法によれば、住宅のリフォーム工事を行う場合には、必ず建築確認を受け、確認済証の交付を受けなければならない。

⑥建築基準法は、シックハウスの原因となる化学物質であるホルムアルデヒドの室内濃度を下げるため、原則として、居室を有する建築物に機械換気設備の設置を義務づけている。

⑦高齢者住まい法によれば、同法に基づく認可を受けた「終身賃貸事業者」は、当該事業に係る建物の賃貸借について、60歳以上の単身の賃借人と書面によって契約をするときは、賃借人が死亡した時に終了する旨を定めることができる。

⑧有料老人ホームの設置者は、入居者から前払金を受領する場合、入居した日から6ヵ月を経過する日までの間に当該入居等の契約が解除されたときは、法令の定める方法により算定される相当額を返還する旨の契約を締結しなければならない。

⑨中古マンションの区分所有権を購入した者は、前区分所有者が滞納していた当該区分所有部分の管理費の支払義務を承継する。

⑩新築住宅の売買契約の場合、売主が宅地建物取引業者であるときは、住宅品確法に基づき、住宅の構造耐力上主要な部分等の瑕疵について、住宅を買主に引き渡した時から20年間、瑕疵担保責任を負う。

解説 ※例年同じ内容

ポイント ※例年同じ内容

【主な出題内容】

  1. 宅建業法(新試験から増えた、重要事項説明)
  2. 賃貸借契約・借地借家法・敷金・現状回復ガイドライン・最高裁判例・(不動産登記は最近は出ていない)
  3. 建築基準法(建築確認)・建設業法(許可)※新試験から増えたリフォーム関連
  4. 住宅品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律、概要、定義、瑕疵担保)・住宅瑕疵担保履行法
  5. 高齢者住宅サービス(有料老人ホーム、老人福祉法、費用)
  6. 賃貸住宅管理業法(サブリース問題)
  7. その他(不動産表示、マンションの区分所有など)

2024年度(令和6年度) 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

過去問の分類と難易度

2023年度(令和5年度) 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2022年度(令和4年度) 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2021年度(令和3年度) 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2020年度(令和2年度) 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2019年度(令和元年度)(本試験) 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2019年度(令和元年度)(再試験) 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2018年度(平成30年度) 過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:7問以上/10問中

2017年度(平成29年度) 過去問 難易度(A易、B普通、C難)目標:6問以上/10問中

2016年度(平成28年度) 過去問(5肢2択※両方正解で1点)難易度(A易、B普通、C難)目標:1問/3問中

2016年度(平成28年度) 過去問(正誤○×)※「住宅・(旧)薬事法」8問のうちの2問

旧試験の過去の住宅問題の出題内容

下記のとおり、基本は普通の住宅の契約関係で、請負・売買、瑕疵担保、不動産登記が中心で、同じような問題が繰り返し出題されています。

勉強部屋の過去問対策をしていれば、大丈夫だと考えます。

年度問題番号種別問題数出題内容
27年度問題15選択穴埋10住宅の建築契約(請負・売買、瑕疵担保)
26年度問題15選択穴埋10不動産登記、住宅紛争審査会
25年度問題11正誤×選択10請負・売買、不動産登記、紛争処理、瑕疵担保、賃貸借契約
24年度(本)問題10選択穴埋10瑕疵担保、救済制度
24年度(沖)問題8選択穴埋10賃貸の保証人、敷引き
23年度問題13選択穴埋10損害賠償