2019年度(本試験) 問題21 金融商品・つみたてNISA(選択穴埋)その1(一般公開中)

21.次の文章の[ ]に入る最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

「つみたてNISA」は、2018(平成30)年1月からスタートした、特に少額からの長期・積立・分散投資によって、家計の安定的な資産形成を支援するための非課税制度である。利用できるのは、日本在住で、口座を開設する年の1月1日に[ ア ]の個人である。対象商品は、長期・積立・分散投資に適した公募株式投資信託と[ イ ]に限定されている。非課税対象は、一定の投資信託への投資から得られる分配金や譲渡益で、非課税で運用できる期間は最長[ ウ ]、非課税投資枠は新規投資額で毎年[ エ ]が上限である。年間の投資額が[ エ ]の上限に満たない場合でも、未使用分を翌年以降に繰り越すことはできない。
「つみたてNISA」は「一般NISA」との選択制であり、両者を同時に併用することはできない。非課税期間中、「一般NISA」から「つみたてNISA」へ、あるいは「つみたてNISA」から「一般NISA」への変更は[ オ ]。

【語群】
1. 120 万円 2. 5 年 3. 年単位でできる 4. 18 歳以上 5. 20 年 6. 上場不動産投資信託(J-REIT) 7. 40 万円 8. 上場投資信託(ETF) 9. 15 年 10. いつでもできる 11. 20 歳以上 12. 15 万円 13. 公社債投資信託 14. できない

解説

新試験になってからの新しい金融商品のパターンの問題です。正誤×選択でも解説しましたが、新試験になってから個別の具体的な金融商品についての5問の穴埋め問題が出題されています。これまでの出題形式は正誤×選択であったり穴埋であったりバラバラでしたが、問題数が減少した中で、金融商品については主に法律関係が正誤×選択12-13問と今回の個別の金融商品の穴埋5問の形になり、4年続いていますので。今後も、この出題パターンになると思います。

難易度としては一般常識で正解できる問題が多いので易しいので、5問中4問以上の正解を目指したいところです。穴埋めなので暗記していなくても一般常識力や想像力をフル稼働させましょう。また、選択肢の数が一定していませんので、多い時はケアレスミスで落とすようなことがないようにうまく整理してください。

ただし、今回の問題のように知識が必要な数字が出題されるときついです。特に、この問題は難しかったです。一般常識でも、なかなか正解しにくい問題ばかりでした。1つの穴埋めに惑わされる3個の選択肢とか難しいです。5問中3問取りたいところですが、少なくとも2問は正解してください。

  • 2019年度(本試験)問題21(選択穴埋)5〔つみたてNISA〕※選択肢14個
  • 2019年度(再試験)問題21(選択穴埋)5〔キャッシュレス決済〕※選択肢13個
  • 30年度 問題20(選択穴埋)5〔 iDeCo 〕※選択肢11個
  • 29年度 問題20(選択穴埋)5〔投資信託〕※選択肢14個
  • 28年度 問題25(選択穴埋)5〔ファンド〕※選択肢10個

今回のテーマである「つみたてNISA」は、資産を投資に向けてほしいという国の思惑を実現するために非課税という優遇策を出しています。ただし、一般NISAと同じく、長期的な投資になるので、いろいろルールや縛りがあります。今回のように、数字を求められるのは、なかなかきついですね。実際に投資したり、勉強していないと厳しいですね。

難易度(A易、B普通、C難) 目標:3問以上/5問中

  • ア 年齢 AB
  • イ 商品 BC
  • ウ 年数 BC
  • エ 金額 C
  • オ 変更 C