2020年度(令和2年度)の試験問題の解説を一覧表にまとめています。
大問ごとにまとめ版(WEB版とPDF版)を作成しますので、合体させると過去問解説本に仕上がります。ただしページ数が多くなります。

「試験問題・解答(PDF版)」は直近5年分について、国民生活センターのHP(http://www.kokusen.go.jp/shikaku/shikaku.html)から閲覧・ダウンロードできます。※それ以前については会員限定で提供しています(https://soudanshiken.jp/kakomon-sakujyobun)。

  • 解説合体版(WEB版・PDF版)は会員限定です
  • 誤字脱字については随時修正していますので、印刷・ダウンロードしていた場合はご了承ください。また、大きな修正等がある場合は中ほどの修正履歴でお知らせします。
  • スマホ表示の場合に、切れている表の右端も指でスクロールできるようにしました。
  • PDF版は修正等がある場合もあるので試験終了後に作成しますが、WEB版を単純にPDFで保存したものですので、自分でも作成可能です(最下部の「このページの印刷画面を開く」をクリックして表示された画面を印刷する設定でプリンタを「Microsoft Print to PDF」にすると保存する画面が出ます。

この一覧ページと同じ形で、「2019年度(令和元年度)」と「2018年度(平成30年度)」があります

【動画解説】2020年度(令和2年度) 

2020年度(令和2年度)試験(2020年10月17日実施)

勉強部屋作成マークシート解答用紙(ダウンロード印刷できます)

択一試験用のマークシート(一般公開用)
https://soudanshiken.jp/62118

択一式試験(2時間30分)

問題 問題数 解答の種別 問題の内容 解説
合体版
解説
合体版
18正誤(○×) 消費者行政と関連法 WEB版PDF版
210選択穴埋 消費者行政の歴史(消費者創設関連)WEB版PDF版
310選択穴埋 消費者行政の歴史〔古い消費者問題〕WEB版PDF版
4105肢2択 消費者安全法ほか関連法WEB版PDF版
58正誤(×選択) 消費者教育・食品問題・経済問題・環境問題 WEB版PDF版
63正誤(○×) クリーニング WEB版PDF版
75正誤(×選択) 食品WEB版PDF版
810正誤(○×) 住宅WEB版PDF版
910正誤(○×) 業法・約款・医薬品医療機器等法(旧薬事法)WEB版PDF版
109正誤(×選択)消費生活用製品安全法・消費者安全法・製品関係法WEB版PDF版
1111正誤(×選択) 民法 WEB版PDF版
125選択穴埋 民法〔消滅時効〕WEB版PDF版
135正誤(○×)消費者契約法 WEB版PDF版
145正誤(×選択)消費者契約法 WEB版PDF版
1511正誤(○×) 特定商取引法 WEB版PDF版
165正誤(×選択)特定商取引法 WEB版PDF版
179正誤(○×)電気通信事業法・電子消費者契約法・割賦販売法 WEB版PDF版
185選択穴埋 携帯電話サービス・インターネット
〔インターネットでの個人情報データ〕
WEB版PDF版
198正誤(×選択) 訴訟・景品表示法・個人情報保護法WEB版PDF版
205選択穴埋 貸金3法・(債務整理)WEB版PDF版
2113正誤(×選択) 金融商品関連法・保険 WEB版PDF版
225選択穴埋 金融商品〔立替払い型の後払い決済サービス〕WEB版PDF版
235選択穴埋 経済問題〔株式投資〕WEB版PDF版
245選択穴埋環境問題〔環境基本計画・地域循環共生圏〕WEB版PDF版
  • PDF版の24ファイルの単純結合版(265ページ)⇒PDF版
  • 修正等があれば適宜作成し直しますが追いつかない場合があることをご了承ください
  • 最終のWEB合体版とそのPDF版は10月ごろの予定です

「穴埋め問題」と「正誤」の出題比率

データ選択穴埋正誤総計正誤内訳正誤(×選択) 正誤(○×) 5肢2択
データの個数 / 問題数 81624871
合計 / 問題数 50130180645610
問題数の割合(%)28%72%100%35%31%6%
※正誤問題中の割合(%)49%43%8%

2020年度試験における問題形式の変更

  • クリーニング・食品(正誤×選択・2019年度3+6=9)が、が別々の単独の問題に分かれてクリーニング3問(正誤×選択から単純正誤○×に変更)+食品5問(正誤×選択のまま)となり、食品が1問減少した
  • 薬機法(2019年度5)と業法・約款(2019年度8)が、統合されて、順番も逆になり、業法・約款7問、薬機法3問となり、業法・約款が1問、薬機法が2問減少した
  • 民法の正誤×選択が1問増加して11問になった
  • 消費者契約法に正誤○×問題が新たに創設され5問増加し、正誤×選択は8問から3問減少し5問となったが、消費者契約法全体として8問から10問に増加した
  • 正誤×選択の×が、すべて「アとイ」になっていた(来年度以降は不明)※易しくなったかといえば、そうとは限らない
  • 正誤×選択のうち、正誤問題の内訳では、正誤○×と正誤×選択が、2019年度69+51=120問から、56問+64問=120問となり、難化したかも
  • 全体的に難易度は若干難しくなったかもしれないが、基本的には傾向も含めて例年並みだったと思う

第1次試験 論文試験 (2問のうち1問を選択)

論文試験問題の説明

次の2つのテーマのうち1 つを選び、1,000 字以上1,200 字以内で論文にまとめ、解答用紙に記入しなさい。以下の場合は、採点の対象外となる。
① 「選択式及び正誤式筆記試験」の得点が基準を超えていない場合
② 文字数制限が守られていない場合
※文字数の数え方は、文字が記入されている行ごとに20 字として数える。1行の途中までしか文字が書かれていなくても、20 字として数える。
※1行のうち1文字も記載がない行は、1行(20 字)として数えない。
※1列のうち1文字も記載がない列は、その文字数分を減らして文字数を数える。
③ 受験番号・氏名の記入がない場合、又は正しく記入されていない場合
④ 選択した論文テーマ番号の記入がない場合、又は正しく記入されていない場合

2020年度(令和2年度)論文試験

【2019年度からの変更点】下記の問題文中
(修正後)2.指定語句は、論旨に沿って適切に用いること。
(修正前)2.指定語句は、単に語句として用いるだけでなく、その意味するところが明確になるように、適切に用いること。
※基本的には同じで、どちらかというと追加補足(試験要項で修正された部分と同じ修正)

【テーマ1】消費者庁設立10年(消費者行政の課題)

【テーマ1】
2009(平成21)年9月に消費者庁が設立されて10 年以上が経過した。消費者庁設立による国の消費者行政の変化を説明するとともに、消費生活センターなど地方公共団体における消費者行政の課題について論じなさい。なお、論述に当たっては、以下を踏まえること。

1.以下の指定語句(5つ)をそのまますべて用いること(順不同)。
2.指定語句は、論旨に沿って適切に用いること。
3.文章中の指定語句の箇所には、分かるように必ず下線を引くこと。同じ指定語句を複数回用いる場合、下線は1回目の箇所についてのみ引けばよい。
4.消費生活センター・消費生活相談窓口、消費生活相談員等の役割を考慮すること。

指定語句:消費者行政の司令塔、消費生活相談、消費者事故、PIO-NET、消費者安全確保地域協議会

【テーマ2】定期購入トラブル

【テーマ2】
インターネット通信販売においては、定期購入に関する消費者トラブルが増加している。その特徴と問題点を挙げるとともに、被害の防止対策について論じなさい。なお、論述に当たっては、以下を踏まえること。

1.以下の指定語句(5つ)をそのまますべて用いること(順不同)。
2.指定語句は、論旨に沿って適切に用いること。
3.文章中の指定語句の箇所には、分かるように必ず下線を引くこと。同じ指定語句を複数回用いる場合、下線は1回目の箇所についてのみ引けばよい。
4.消費生活センター・消費生活相談窓口、消費生活相談員等の役割を考慮すること。

指定語句:お試し価格、スマートフォン、広告表示義務、解約返品制度、最終確認画面

解説

論文問題内容備考解説
前提【2021年度論文試験対策】論文を書くにあたっての注意事項(受験要項と試験問題文中から)8/1WEB版
総評2020年度(令和2年度)論文試験・論文対策 総評(まとめ)8/2WEB版
テーマ12020年度(令和2年度)論文試験 テーマ1 消費者庁設立10年(消費者行政の課題)〔行政問題〕8/3WEB版
テーマ22020年度(令和2年度)論文試験 テーマ2 定期購入トラブル〔法律問題〕8/4WEB版

第2次試験 面接試験 ※基本的に同じですが、面接体験談等を毎年度追加更新します

2次試験(面接)対策