2024年度(令和6年度)の試験問題の解説を一覧表にまとめています。
大問ごとにまとめ版(WEB版とPDF版)を作成しますので、合体させると過去問解説本に仕上がります。ただしページ数が多くなります。

「試験問題・解答(PDF版)」は直近5年分について、国民生活センターのHP(http://www.kokusen.go.jp/shikaku/shikaku.html)から閲覧・ダウンロードできます。※それ以前については会員限定で提供しています(https://soudanshiken.jp/kakomon-sakujyobun)。

  • 解説合体版(WEB版・PDF版)は会員限定です
  • 誤字脱字については随時修正していますので、印刷・ダウンロードしていた場合はご了承ください。また、大きな修正等がある場合は中ほどの修正履歴でお知らせします。印刷すると枚数が多くなるので基本的にはWebで閲覧しながら学習することをおすすめします(電車の中などのすき間時間でも学習できます)。
  • スマホ表示の場合に、切れている表の右端も指でスクロールできるようにしました。
  • PDF版は修正等がある場合もあるので試験終了後に作成しますが、WEB版を単純にPDFで保存したものですので、自分でも作成可能です(最下部の「このページの印刷画面を開く」をクリックして表示された画面を印刷する設定でプリンタを「Microsoft Print to PDF」にすると保存する画面が出ます。

【動画解説】2024年度(令和6年度) 

  • 動画解説は解説合体版(WEB版)を作成した時に同時に公開します(大問題の分割された解説が終了してから1週間後程度)
  • 2022年度過去問解説から、大問題ごとの解説合体版まとめ版の最下部にも動画解説を埋め込んでいます。

2024年度(令和6年度)試験(2024年10月19日実施)

勉強部屋作成マークシート解答用紙(ダウンロード印刷できます)※2024年度版は準備中※

択一試験用のマークシート(一般公開用)
https://soudanshiken.jp/62118

【2023年度版・試験出題分野の全体像】出題分野の割り振りの変更・学習の進め方のヒント・学習コンテンツの概要(最短最小の勉強で合格を勝ち取る)※2024年度版は準備中※

択一式試験(2時間00分) ※2023年度より2時間30分(180問)から2時間(160問)に変更

  • 2023年度試験から問題数が180問から160問に減少し、試験時間が2時間30分から2時間に変更になりました。
  • 2024年度過去問解説最新4記事(午前6時頃に自動表示)※2024年度過去問解説が始まったらリストアップされます。
該当の投稿はありません。
  • 解説記事は上記リスト、トップページの本文、サイドバーの最新の投稿に自動表示されます。
  • 下記の表へのリンクは手動になってますのでリアルタイムではありません。
  • 解説合体版(WEB版)は分割された解説が終了してから1週間後程度に合体版として作成します。それと同時に動画解説も公開します。
  • 解説合体版(PDF版)は解説合体版(WEB版)をPDFファイルにしたものです。修正等も考慮して後日作成します。
問題 問題
数 
解答の種別 問題の内容(数字は問題数のメモ)解説ページへのリンク備考解説
合体版
解説
合体版
18正誤(○×)消費者行政と関連法 (消費者基本法2・消費者教育2・消費者安全法4・公益通報者保護法1)その1、その2、その3、その42/3~WEB版PDF版
211正誤(○×)消費者行政施策9・相談統計3その1、その2、その3、その4、その52/10~WEB版PDF版
地方消費者行政の現況調査(前年度10~11月に公表個別記事のリンク
※更新済
【6月・8月ごろに更新予定】2024年度試験対策 相談統計(PIO-NET)
※令和6年版消費者白書6月公表・国民生活センター8月公表
個別記事のリンク
※更新済
354肢択一 消費者行政の歴史(最近の消費者問題~新しい小h視野問題)その1、その2v2/17~WEB版PDF版
44正誤(○×)社会福祉制度4その1、その22/24~WEB版PDF版
512正誤(○×)クリーニング3・食品5・環境3・建築1その1、その23/3~WEB版PDF版
610正誤(○×)住宅10(宅建業法2・原状回復ガイドライン・借地借家法・建設業法・建築基準法・
都市計画法・老人福祉法・賃貸住宅管理業法・住宅瑕疵担保履行法)
その1、その23/10~WEB版PDF版
710正誤(×選択)製品安全(製造物責任法、消費生活用製品安全法等製品安全4法、自動車リコール)その1、その23/17~WEB版PDF版
813正誤(○×)業法・約款8、独占禁止法・公正規約2、医薬品医療機器等法(旧薬事法)3その1、その23/24~WEB版PDF版
910正誤(○×)民法 その1、その23/31~WEB版PDF版
105正誤(×選択)民法その1、その24/7~WEB版PDF版
1110正誤(×選択)消費者契約法 その1、その24/14~WEB版PDF版
129正誤(○×)特定商取引法 その1、その24/21~WEB版PDF版
136正誤(×選択)特定商取引法 その1、その24/28~WEB版PDF版
148正誤(○×)電気通信事業法2・その他電気通信関係取引2・割販法4その1、その25/5~WEB版PDF版
1543肢択一訴訟1・景品表示法2・個人情報保護法1その1、その25/12~WEB版PDF版
1610正誤(○×)経済問題・金融関連取引・その他その1、その25/19~WEB版PDF版
1754肢択一金融商品・金融サービスその1、その25/26~WEB版PDF版
1810正誤(○×)金融商品関連法・保険 ・債務整理2・貸金3法1その1、その26/2~WEB版PDF版
1953肢択一情報通信分野※【最も不適切】を選択その1、その26/9~WEB版PDF版
2053肢択一情報通信分野※【最も適切】を選択その1、その26/16~WEB版PDF版
  • PDF版の20ファイルの単純結合版(—ページ)⇒PDF版(準備中)
  • 修正等があれば適宜作成し直しますが追いつかない場合があることをご了承ください
  • 最終のWEB合体版とそのPDF版は9-10月ごろの予定です

修正履歴(影響の少ない修正は適宜行っております)

「穴埋め問題」と「正誤」の出題比率

令和6年度(2024年度)
データ
3肢
択一
正誤総計択一
内訳
4肢
択一
3肢
択一
正誤
内訳
正誤
(○×) 
正誤
(×選択) 
データの個数 / 大問題数 5152023114
合計 / 問題数 24136160101410531
問題数の割合(%)15%85%6%9%66%19%
※内訳中の割合(%)42%58%86%14%
令和5年度(2023年度)
データ
4肢
択一
正誤総計4肢
択一
正誤
内訳
正誤
(○×) 
正誤
(×選択) 
データの個数 / 大問題数 317203143
合計 / 問題数 141461601412620
問題数の割合(%)9%91%9%79%12%
※内訳中の割合(%)86%14%

2023年度試験における問題形式の変更・難易度

  • 2023年度試験から問題数が180問から160問に、試験時間が2時間30分から2時間に変更となりました。2023年度試験では正誤×選択が大幅に減り、正誤〇×問題が大幅に増えたため、難易度がかなり易しくなり、合格基準が65%(104点以上/160点満点中)から2点高くなりましたが(もっと高くしてもいいほど?)、2024年度試験ではさすがに元の難易度に戻っています。
  • 「4肢択一」問題に加えて、「3肢択一」問題が新たに追加されましたが、単純な「4肢択一」とは違い、3つの文章から最も適切なものを選択する形式に代わりました。事実上は正誤問題が3つあるのと同じなので、難しくなりますが、問題自体は易しかったので、「4肢択一」と同じように得点源になったと思います。正誤×選択っ問題は、メインの法律である「民法」「消費者契約法」「特定商取引法」で大問題1問づつの合計21問となりましたが、易し目の問題でした。160問中126問が正誤○×問題となり、全体の8割近くを占めており、それも難易度も易しくなっている要因です。
  • 2023年度はさすがに易しすぎたので、2024年度では正誤×選択が増えるなど、難易度が高くなり元の難易度に戻りました。
  • 出題分野は、例年とほぼ同じです。
  • 【問題1】は同じ構成で「消費者基本法」が3問から2問に減少、「消費者安全法」が4問から3問にし、公益通報者保護法が1問出題され、合計9問から8問に。公益通報者保護法はイレギュラーかなと思います(その他消費者関連法という分類でもいいかな)。
  • 【問題2】は同じ構成で「消費者施策」が9問から8問になりました。相談統計は変わらず3問。
  • 【問題3】は2023年度試験では預託法に絞られていましたが、従来パターンの「消費者問題の歴史」の中で、古い消費者問題の歴史から新しい消費者問題の歴史まで広い範囲で単発問題が出題され、1問増加で5問出題されました。
  • 【問題4】「社会福祉」のみの4問と変わっていません(問題数が少ないの4問全て同じ答えにならないように注意が必要です)
  • 【問題5】のクリーニング3食品5環境3(2023年度に2から3に増加)は変わらず、問題6でもいいのに建築関連が1問こちらで出題(謎)したので、合計数はその1問増加で12問となりました。
  • 【問題6】住宅の問題数は同じ10問で、問題5に移った建築関連1問とは別にもともとの2問が引き続き出題、。住宅関連の問題で多くの法律が出題されましたが、相変わらず難易度が高め。
  • 【問題7】は同じ構成の製品関係の問題9問に、誰も知らない問題が1問追加され10問に。2023年度試験で「正誤○×問題」になって難易度が下がりましたが、元の「正誤(×選択)問題」に戻ったことから難易度も元に戻りました。2023年度に出題されなかった「医薬品等被害救済・回収」関連は問題8の業法薬機法関連で出題。※問題7と問題8の順番が入れ替え
  • 【問題8】はこれまでと同じ業法関係で、運送約款が2問から1問に減少、独占禁止法・厚生規約が1問づつ追加で薬機法も1問追加で合計では2問増の13問でした。「医薬品等被害救済・回収」関連が薬機法に入り1問増の3問に。※問題7と問題8の順番が入れ替え
  • 【問題9】【問題10】は民法で、「正誤○×問題」10問「正誤×選択」5問と問題数も難易度も変わらず。
  • 【問題11】の消費者契約法は「正誤○×問題」10問で同じでした。
  • 【問題12】【問題13】の特定商取引法は「正誤○×問題」が10問から9問に「正誤×選択」が5問から6問の合わせ、合計15問となり合計数は変わらず。
  • 【問題14】は割販法4問のまま、電気通信事業法は2問、携帯電話サービス2問が範囲を広げてプロバイダ責任法・DPF法の2問で合計数は8問で変わっていません。2023年度で出題された電子消費者契約法は今回出ていませんが、範囲を広げた2問に含まれると考えてもいいかな。
  • 【問題15】は2023年度は訴訟3・景品表示法2・個人情報保護法2ですが、訴訟1・景品表示法2・個人情報保護法1と同じ2問減った2023年度からさらに2問減って4問に。出題形式が「正誤○×問題」から「3肢択一」と難しい形式に代わりました。実質的には「正誤○×問題」が12問になるので、重要な法律としては妥当かなと安心。
  • 【問題16】2023年度試験で経済問題と金融関連取引の問題が再構成された10問で変わらず。※問題16と問題18の順番が入れ替え
  • 【問題17】は金融商品・金融サービスの選択穴埋の4肢択一が5問で変わらず。
  • 【問題18】は金融商品関連法・保険が6問 、債務整理2問から1問・貸金3法1問(計1減で2問に)、資金決済法がここに2問で合計10問でしたが、2023年度と同じく「正誤(×選択)」から「正誤○×問題」になっているので難易度は下がりました。
  • 【問題19】【問題20】はIT・WEB関連の専門用語の「4肢択一」5問から、「3肢択一」5問に。問題20と同じ出題範囲と内容であり、問題タイトルを「IT・WEB関連の専門用語」と「WEB関連サービス」を合体させて「IT・WEB関連用語・サービス」になるが、問題文に「情報通信分野」とあるので、それに統一。ただし、問題19は【最も不適切】を選択するのに対して、問題20では【最も適切】を選択
  • 【問題20】は「WEB関連サービス」「正誤○×問題」6問から、「3肢択一」5問になり、1問減。問題19と同じ出題範囲と内容であり、問題タイトルを「IT・WEB関連の専門用語」と「WEB関連サービス」を合体させて「IT・WEB関連用語・サービス」になるが、問題文に「情報通信分野」とあるので、それに統一。ただし、問題19は【最も不適切】を選択するのに対して、問題20では【最も適切】を選択

第1次試験 論文試験 (2問のうち1問を選択)※2023年度試験から変更あり

  • 2023年度試験から文字数が「1,000 字以上1,200 字以内」から「800 字以上1,000 字以内」に、指定語句が(5つ)から(4つ)に、試験時間が「2時間」から「1時間30分」に変更

論文試験問題の説明

 次の2つのテーマのうち1つを選び、800 字以上1,000 字以内で論文にまとめ、解答用紙に記入しなさい。以下の場合は、採点の対象外となる。
① マークシート式試験の得点が基準を超えていない場合
② 文字数の指定(下限、上限)が守られていない場合
※1行の途中までしか文字が書かれていなくても、20 字として数える。
 挿入により1行の文字数が20 字を超えた場合、挿入文字数も文字数として数える。行数オーバーとならないよう受験者において注意すること。
※1行のうち1文字も記載がない行は、1行(20 字)として数えない。
※1のうち1文字も記載がない列は、その文字数分(25 字)を減らして数える。
③ 受験番号・氏名の記入がない場合、又は正しく記入されていない場合
④ 指定した箇所以外に受験番号・氏名等、個人を特定しうる記述がある場合
⑤ 選択したテーマ番号の記入がない場合、又は選択した論文テーマとテーマ番号に齟齬がある等正しく記入されていない場合
⑥ 指定の筆記用具以外を用いた場合

論文試験問題の説明

次の2つのテーマのうち1つを選び、800 字以上1,000 字以内で論文にまとめ、解答用紙に記入しなさい。以下の場合は、採点の対象外となる。
① マークシート式試験の得点が基準を超えていない場合
② 文字数の指定(下限、上限)が守られていない場合
※文字数の数え方は、文字が記入されている行ごとに20 字として数える。1行の途中までしか文字が書かれていなくても、20 字として数える。
※1行のうち1文字も記載がない行は、1行(20 字)として数えない。
※1列のうち1文字も記載がない列は、その文字数分を減らして文字数を数える。
③ 受験番号・氏名の記入がない場合、又は正しく記入されていない場合
④ 指定した箇所以外に受験番号・氏名等、個人を特定しうる記述がある場合
⑤ 選択したテーマ番号の記入がない場合、又は選択した論文テーマとテーマ番号に齟齬がある等正しく記入されていない場合
⑥ 指定の筆記用具以外を用いた場合

2024年度試験(2023年度試験から追加)

【メモ用】下書き等は、このページを利用して行ってください。
・解答用紙の余白部分を、メモ代わりに使用することは、禁止します。
・挿入をする目的で、それと分かるように記述する場合を除き、解答用紙余白部分に書き込みがある場合は、採点対象外となることがありますのでご注意ください。

2023年度から一部削除 ※・追記・追記・挿入をする目的で、

2024年度(令和6年度) 論文試験

【テーマ1】見守りネットワークにおける消費生活相談員の役割 ※テーマ名は勉強部屋設定

【テーマ1】
高齢者・障がい者等の消費者被害を予防・救済するための見守りネットワークの構築の重要性について述べた上で、見守りネットワークにおいて消費生活相談員が果たすべき役割について論じなさい。なお、論述に当たっては、以下を踏まえること。


1.以下の指定語句(4つ)をそのまますべて用いること(順不同)。
2.指定語句は、論旨に沿って適切に用いること。
3.文章中の指定語句の箇所には、分かるように必ず下線を引くこと。同じ指定語句を複数回用いる場合、下線は1回目の箇所についてのみ引けばよい。
4.消費生活センター・消費生活相談窓口、消費生活相談員等の役割を考慮すること。

指定語句:出前講座、見守り関係者、消費者安全法、消費者トラブル情報

【テーマ2】定期購入の被害の予防救済の法制度と被害防止のための啓発 ※テーマ名は勉強部屋設定

【テーマ2】
インターネット通信販売における詐欺的な定期購入商法の特徴を述べた上で、この商法による被害を予防・救済するための法制度、及び被害防止のために消費者に啓発すべき点について論じなさい。なお、論述に当たっては、以下を踏まえること。

1.以下の指定語句(4つ)をそのまますべて用いること(順不同)。
2.指定語句は、論旨に沿って適切に用いること。
3.文章中の指定語句の箇所には、分かるように必ず下線を引くこと。同じ指定語句を複数回用いる場合、下線は1回目の箇所についてのみ引けばよい。
4.消費生活センター・消費生活相談窓口、消費生活相談員等の役割を考慮すること。

指定語句:広告表示、特定商取引法、最終確認画面、取消し

論文解説

論文問題内容備考解説
前提更新版【2025年度論文試験対策】論文を書くにあたっての注意事項(受験要項と試験問題文中から)4/–WEB版
総評2024年度(令和6年度)論文試験・論文対策 総評(まとめ)
テーマ12024年度(令和6年度)論文試験 テーマ1 消費生活相談の役割〔行政問題〕7/WEB版
テーマ22024年度(令和6年度)論文試験 テーマ2 定期購入の被害の予防救済の法制度と被害防止のための啓発〔法律問題〕7/WEB版

第2次試験 面接試験 ※基本的に同じですが、面接体験談等を毎年度追加更新します

2次試験(面接)対策