- 1. 学習の進め方のヒント
- 2. 学習コンテンツの概要(最短最少の勉強で合格を勝ち取る)
- 3. 2023年度試験
- 3.1. 2023年度試験における問題形式の変更・難易度
- 3.2. 2023年度版・試験出題分野の全体像・問題順 ※基本的には2022年度と同じです
- 3.3. 2023年度試験と2022年度試験の一覧表を比較しやすいようにしました
- 4. バックナンバー(2022年度試験)
- 4.1. 2022年度試験での出題分野の割り振りの変更
- 4.2. 2022年度版・試験出題分野の全体像・問題順 ※基本的には2021年度と同じです
- 4.3. 2021年度版・試験出題分野の全体像・問題順
- 4.4. 2022年度試験と2021年度試験の一覧表を比較しやすいようにしました
学習の進め方のヒント
- 解説を読む前に、まずは何もない状態でいいので、問題を解いてください。この状態で、自分にとっての問題のレベルが何となくわかると思います。そのうえで、解説および動画解説、さらに、繰り返し学習、過去問さかのぼり繰り返し学習で、自分のものにしてください。繰り返し学習では解答を覚えてしまうことがありますが、ほかの人に説明するような感じで解答してください。また、1か月も空けば忘れてしまい、同じ問題を間違えます。このようにして、繰り返し学習により、ステップアップしてください。
- 最近の合格者の声を見てみると動画解説を中心に勉強をしている会員が多いようです。ある程度消費者行政のことを知っている人や一通り勉強した再チャレンジ組については動画解説だけである程度カバーできると思いますので皆様自身で良い勉強方法を工夫してください。
学習コンテンツの概要(最短最少の勉強で合格を勝ち取る)
※勉強部屋が始まって以来の10年分以上のコンテンツをすべて閲覧することができます(通常は2016年度の新試験以降の学習)
■メインの過去問解説➡1週間に1問ずつ進みますので無理なくコツコツ学習できます
①詳細な解説記事(根拠となる理由、条文、資料を網羅しています)
②動画解説(実際に試験本番を想定して、どのような思考回路で問題を解いていくか、どこにポイントがあるのか、分からなくてもテクニックで正解を導くなど)
※難易度の高い問題は「捨て問」でいいと割り切る、同じような問題がしつこく出題される、取れる問題は落とさない
■テキスト➡この試験や消費者行政が初めての受験生には試験範囲を網羅したテキストがあります
①過去問解説と同じく記事による解説
②動画による解説(オンライン勉強会でのアーカイブ)
※試験に出ないような細かい事については省略しており、試験に出題される論点をできるだけコンパクトにまとめています
■オンライン勉強会➡勉強部屋2022では9回・勉強部屋2023では7回開催(1日もしくは半日)
①テキストの解説により試験範囲をカバーします
②試験対策勉強会は全てアーカイブ配信があります
③一次試験対策、一次試験直前対策、論文試験対策、2次面接試験対策あります
■論文対策
①過去の論文問題の解説と論文例があります
②会員から提出のあった論文を添削し会員でシェアしています(最近は動画による添削が中心)
③論文対策のオンライン勉強会も行っています
④論文不合格者については個別にオンラインで論文特訓を行っています
2023年度試験
2023年度試験における問題形式の変更・難易度
- 2023年度試験から問題数が180問から160問に、試験時間が2時間30分から2時間に変更となりました。試験時間が長いこととアドバイザー試験制度変更に伴い負担を軽くしたのかもしれません。大きな?変更があったため、そして、正誤×選択が大幅に減り、正誤〇×問題が大幅に増えたため、難易度がかなり易しくなり、新試験制度に変更になった1・2年目と同じようなラッキー年になったかもしれません。おそらく合格率も高くなると思われます。もしかすると、合格基準が65%(104点以上/160点満点中)から70%(112点以上/160点満点中)になる可能性もありうると思いますが、それでもクリアできている受験生は多いのではないでしょうか。
- 「選択穴埋」問題がなくなり「4肢択一」の穴埋問題になりましたが、比較的易しい問題で得点源となりました。正誤×選択は大幅に減少し、メインの法律である「民法」「消費者契約法」「特定商取引法」で大問題1問づつの合計20問となりましたが、易し目の問題でした。160問中126問が正誤○×問題となり、全体の8割近くを占めており、それも難易度が易しくなっている要因です。
- さすがに易しすぎたので、2024年度では正誤×選択が増えるなど、難易度が高くなる可能性もあります。
- 出題分野は、ほぼ例年と同じで、20問減少した分は、各分野で少しづつ削られたという感じです。また、若干の大問題間の移動もありました。
- 【問題1】は同じ構成で「消費者教育」が3問から2問になりました。
- 【問題2】は同じ構成で「消費者施策」が11問から9問になりました。
- 【問題3】は預託法ですが、新規というわけではなく、「消費者行政の歴史」の中の「販売預託商法」となり、これまでの選択穴埋問題から「4肢択一」の穴埋問題になり、一般常識的な対応も可能な4問となりました。
- 【問題4】はこれまでの大問題の中から「社会福祉」のみの4問となりました。
- 【問題5】のクリーニング3食品5は変わらず建築2が住宅に移り、環境が2問から3問になりました。
- 【問題6】住宅関連の問題で多くの法律が出題されましたが、難易度が高く、半分正解を目指す捨て問でも構わない問題になりました。
- 【問題7】はこれまでと同じ業法関係で問題数も同じ11問でした。
- 【問題8】は同じ構成の製品関係の問題で問題数も同じ9問でした。
- 【問題9】【問題10】は民法で、大問題1問は「選択穴埋問題」5問の特定のテーマの問題でしたが、それはなくなり、「正誤○×問題」が12問から10問と「正誤×選択」5問の合計15問となりました。「正誤○×問題」は難易度が高めで半分目標になります。
- 【問題11】の消費者契約法は「正誤×選択」10問で変わらずでした。
- 【問題12】【問題13】の特定商取引法は民法と同じく、「正誤○×問題」が12問から10問と「正誤×選択」が6問から5問の合計15問となりました。これまで「正誤○×問題」で多く出題されていた単純な定義問題が大幅に減りましたが難易度はあまり変わっていません。
- 【問題14】は割販法が6問から4問に減少し、電気通信事業法は2問で変わらず、他の大問題にあった携帯電話サービスがうつってきました。電子消費者契約法は出たりでなかったりです。
- 【問題15】は同じ構成で訴訟が4問から2問に減少しました。
- 【問題16】は金融商品5問が別の大問題に移ったほかは、金融商品関連法・保険が10問 、債務整理2問・貸金3法1問で同じ構成でした。
- 【問題17】は同じ構成の選択穴埋の4肢択一で7問から5問になりました。
- 【問題18】はこれまで別にあった経済問題と金融関連取引の問題が再構成されています。
- 【問題19】は同じ構成のIT・WEB関連の専門用語で問題数も5問と同じです。
- 【問題20】はWEB関連サービスを抜き出して大問題として新しく?構成しています。
2023年度版・試験出題分野の全体像・問題順 ※基本的には2022年度と同じです

2023年度試験と2022年度試験の一覧表を比較しやすいようにしました
2023年度試験
問題 | 問題数 | 解答の種別 | 問題の内容(数字は問題数のメモ) |
1 | 9 | 正誤(○×) | 消費者行政と関連法 (消費者基本法3・消費者教育2・消費者安全法4) |
2 | 12 | 正誤(○×) | 消費者行政施策・相談統計3 |
3 | 4 | 4肢択一 | 消費者行政の歴史(販売預託商法) |
4 | 4 | 正誤(○×) | 社会福祉制度4 |
5 | 11 | 正誤(○×) | クリーニング3・食品5・環境3 |
6 | 10 | 正誤(○×) | 住宅(宅建業法2・原状回復ガイドライン・借地借家法・建設業法・建築基準法・都市計画法・老人福祉法・賃貸住宅管理業法・住宅瑕疵担保履行法) |
7 | 11 | 正誤(○×) | 業法・約款・医薬品医療機器等法(旧薬事法)1 |
8 | 9 | 正誤(○×) | 製品安全(製造物責任法、消費生活用製品安全法等製品安全4法、医薬品等被害救済・回収、自動車リコール) |
9 | 10 | 正誤(○×) | 民法 |
10 | 5 | 正誤(×選択) | 民法 |
11 | 10 | 正誤(×選択) | 消費者契約法 |
12 | 10 | 正誤(○×) | 特定商取引法 |
13 | 5 | 正誤(×選択) | 特定商取引法 |
14 | 8 | 正誤(○×) | 携帯電話サービス1・電気通信事業法2・電子消費者契約法1・割販法4 |
15 | 6 | 正誤(○×) | 訴訟2・景品表示法2・個人情報保護法2 |
16 | 10 | 正誤(○×) | 金融商品関連法・保険 ・債務整理2・貸金3法1 |
17 | 5 | 4肢択一 | 金融商品・金融サービス |
18 | 10 | 正誤(○×) | 経済問題・金融関連取引 |
19 | 5 | 4肢択一 | IT・WEB関連の専門用語 |
20 | 6 | 正誤(○×) | WEB関連サービス |
2022年度試験
問題 | 問題数 | 解答の種別 | 問題の内容(数字は問題数のメモ) |
1 | 10 | 正誤(○×) | 消費者行政と関連法 (消費者基本法3・消費者教育3・消費者安全法4) |
2 | 14 | 正誤(○×) | 消費者行政施策・相談統計3 |
3 | 6 | 選択穴埋 | 消費者教育2・消費者問題の歴史4 |
4 | 9 | 正誤(○×) | 経済問題4・独占禁止法1・社会福祉4 |
5 | 12 | 正誤(○×) | クリーニング3・食品5・建築2・環境2 |
6 | 10 | 正誤(○×) | 住宅 |
7 | 11 | 正誤(○×) | 業法・約款・医薬品医療機器等法(旧薬事法)2 |
8 | 9 | 正誤(×選択) | 製造物責任法・消費生活用製品安全法等製品関係法・リコール |
9 | 12 | 正誤(×選択) | 民法 |
10 | 5 | 選択穴埋 | 民法(成年後見制度) |
11 | 10 | 正誤(×選択) | 消費者契約法 |
12 | 12 | 正誤(○×) | 特定商取引法 |
13 | 6 | 正誤(×選択) | 特定商取引法 |
14 | 8 | 正誤(○×) | 電気通信事業法2・割賦販売法 6 |
15 | 6 | 選択穴埋4択 | 携帯電話サービス・インターネット |
16 | 8 | 正誤(○×) | 訴訟4・景品表示法2・個人情報保護法2 |
17 | 7 | 選択穴埋4択 | 決済サービス |
18 | 15 | 正誤(×選択) | 金融商品関連法・保険 ・金融商品、貸金3法・債務整理 |
19 | 5 | 選択穴埋4択 | IT・WEB関連の専門用語 |
20 | 5 | 選択穴埋 | 経済問題(SDGS・食品ロス) |
バックナンバー(2022年度試験)
2022年度試験での出題分野の割り振りの変更
- 2022年度試験では受験要項の告知通り「5肢2択」問題がなくなりました。代わりに新しい問題形式が増えたかというとそうではなく、少し変化球になりますが、穴埋め問題ではありますが、穴埋めは1個だけでになり、1個の穴埋めを4個の選択肢から選ぶことになりました。これまでの穴埋めのように、2択にまで絞ることができず、難易度は高くなるのが一般的です。2022年度は主にIT関係・情報通信関係の問題となっており、従来の問題に近かったり新しい分野だったりしていますが、易しかったので点数を稼げる問題となりました。3つの大問題で18個の穴埋め問題が出題されました。
- これまでの「5肢2択」問題の出題分野としては、最初の方の出題で、基本的には「消費者安全法2問+特定商取引法1問+社会福祉分野1問+PIO-NET相談統計1問」でしたが、これらの分野か新しい穴埋めの問題なったというのではなく、従来の正誤〇×問題に組み込まれたという感じです。
- さらに、これまで問題2・3で出題されていた消費者問題の歴史等の長文穴埋め問題がなくなり、通常の正誤〇×問題になりました。
- そのような経緯から問題1から問題5の出題自体は変わっていませんが、大問題への割り振りが変わっています。従って、難易度等の出題傾向としては大きく変わったというものではありません。
- これまでの問題5の「消費者教育・食品問題・経済問題・環境問題」が分解されて他の大問題に組み込まれています。
- このようなシャッフルによって前半の大問題が1個減少しました。また後半も大問題が1個減少しているので、2022年度試験は大問題が20個と、これまでにはなく少ない大問題の数になりました(180個の問題数自体は変わっていません)。
問題1から問題3を「消費者行政の基本問題」として、ひとまとめにとらえるといいでしょう(問題4以降は従来とほぼ同じ割り振りになっています)
大問題 | 種類 | 分野 | 2021年度試験と比べての追加・移動 |
---|---|---|---|
問題1 | 正誤(○×) | 消費者行政と関連法 (消費者基本法3・消費者教育3・消費者安全法4) | ・消費者教育が移動 ・「5肢2択」の消費者安全法が移動 ・重要な三つの法律をまとめたことでバランス良くなっています |
問題2 | 正誤(○×) | 消費者行政施策・相談統計3 | ・従来の問題1と問題2の雑多な消費者関連の政策がここにまとめられたという感じです。国民生活センターの業務をここに来ています。 ・「5肢2択」の相談統計が移動 ・消費者庁消費者委員会の設置という消費者行政の歴史問題は年数が経過したので、長文穴埋め空通常の問題に変わっていくのではと考えています。 |
問題3 | 選択穴埋 | 消費者教育2・消費者問題の歴史4 | 従来からの「最近の消費者行政」の穴埋め問題の名残だと思いますので、出題分野は若干変わっていくのかなと考えています。 |
問題4 | 正誤(○×) | 経済問題4・独占禁止法1・社会福祉4 | ・従来の「5肢2択」の社会福祉と「消費者教育・食品問題・経済問題・環境問題」の経済問題がまとめられています |
問題5 | 正誤(○×) | クリーニング3・食品5・建築2・環境2 | ・従来の「クリーニング・食品」問題に、「消費者教育・食品問題・経済問題・環境問題」の環境問題が追加されています。・建築関係は新しい分野です(消費生活アドバイザー試験的な問題です) |
問題15 | 選択穴埋4択 | 携帯電話サービス・インターネット | 従来の問題に近い |
問題17 | 選択穴埋4択 | 決済サービス | 金融商品関連 |
問題19 | 選択穴埋4択 | IT関連 | 新しい分野(専門用語) |
2022年度版・試験出題分野の全体像・問題順 ※基本的には2021年度と同じです

2021年度版・試験出題分野の全体像・問題順

2022年度試験と2021年度試験の一覧表を比較しやすいようにしました
2022年度試験
問題 | 問題数 | 解答の種別 | 問題の内容(数字は問題数のメモ) |
1 | 10 | 正誤(○×) | 消費者行政と関連法 (消費者基本法3・消費者教育3・消費者安全法4) |
2 | 14 | 正誤(○×) | 消費者行政施策・相談統計3 |
3 | 6 | 選択穴埋 | 消費者教育2・消費者問題の歴史4 |
4 | 9 | 正誤(○×) | 経済問題4・独占禁止法1・社会福祉4 |
5 | 12 | 正誤(○×) | クリーニング3・食品5・建築2・環境2 |
6 | 10 | 正誤(○×) | 住宅 |
7 | 11 | 正誤(○×) | 業法・約款・医薬品医療機器等法(旧薬事法)2 |
8 | 9 | 正誤(×選択) | 製造物責任法・消費生活用製品安全法等製品関係法・リコール |
9 | 12 | 正誤(×選択) | 民法 |
10 | 5 | 選択穴埋 | 民法(成年後見制度) |
11 | 10 | 正誤(×選択) | 消費者契約法 |
12 | 12 | 正誤(○×) | 特定商取引法 |
13 | 6 | 正誤(×選択) | 特定商取引法 |
14 | 8 | 正誤(○×) | 電気通信事業法2・割賦販売法 6 |
15 | 6 | 選択穴埋4択 | 携帯電話サービス・インターネット |
16 | 8 | 正誤(○×) | 訴訟4・景品表示法2・個人情報保護法2 |
17 | 7 | 選択穴埋4択 | 決済サービス |
18 | 15 | 正誤(×選択) | 金融商品関連法・保険 ・金融商品、貸金3法・債務整理 |
19 | 5 | 選択穴埋4択 | IT関連 |
20 | 5 | 選択穴埋 | 経済問題(SDGS・食品ロス) |
2021年度試験
問題 | 問題数 | 解答の種別 | 問題の内容 |
1 | 8 | 正誤(○×) | 消費者行政と関連法 |
2 | 10 | 選択穴埋 | 消費者行政の歴史(最近の消費者問題・古い消費者問題)/(消費者行政の始まり・消費者保護基本法・消費者基本法) |
3 | 10 | 選択穴埋 | 消費者行政の歴史(最近の消費者問題・海外の消費者問題の歴史) |
4 | 10 | 5肢2択 | 消費者安全法ほか関連法 |
5 | 8 | 正誤(○×) | 消費者教育・食品問題・経済問題・環境問題 |
6 | 8 | 正誤(○×) | クリーニング・食品 |
7 | 10 | 正誤(○×) | 住宅 |
8 | 10 | 正誤(○×) | 業法・約款・医薬品医療機器等法(旧薬事法) |
9 | 9 | 正誤(×選択) | 消費生活用製品安全法・消費者安全法・製品関係法 |
10 | 11 | 正誤(×選択 | 民法 |
11 | 5 | 選択穴埋 | 民法(錯誤取消し) |
12 | 10 | 正誤(×選択) | 消費者契約法 |
13 | 11 | 正誤(○×) | 特定商取引法 |
14 | 5 | 正誤(×選択) | 特定商取引法 |
15 | 8 | 正誤(○×) | 電気通信事業法・電子消費者契約法・割賦販売法 |
16 | 5 | 選択穴埋 | 携帯電話サービス・インターネット(広告配信と個人情報) |
17 | 8 | 5肢2択 | 訴訟・景品表示法・個人情報保護法 |
18 | 5 | 選択穴埋 | ギャンブル依存(貸金3法・債務整理) |
19 | 13 | 正誤(×選択) | 金融商品関連法・保険 |
20 | 5 | 選択穴埋 | 金融商品(預金保険制度) |
21 | 5 | 選択穴埋 | 経済問題(債券価格変動) |
22 | 5 | 選択穴埋 | 環境問題(地球温暖化対策・パリ協定) |