2021年度 問題20 金融商品〔預金保険制度〕(選択穴埋)その1(一般公開中)

20. 次の文章の[ ]に入る最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。なお、同一記号には同一語句が入る。

 預金の預け先である金融機関が破綻しても、預金保険制度によって預金は保護される。日本国内に本店のある預金取扱金融機関は預金保険制度への加入が義務づけられているが、上記金融機関の海外支店、[ ア ]、外国銀行(日本国外に本店のある銀行)の在日支店は預金保険制度の加入対象外である。
 無利息、要求払い、決済サービスを提供できること、という3条件を満たす[ イ ]預金に該当するものは全額保護となり、それ以外の預金などについては、1金融機関につき預金者一人当たり、元本[ ウ ]までと[ エ ]までの利息等が保護の範囲となる。ただし、[ オ ]預金や譲渡性預金などは保護の対象外である。

【語群】
1. 労働金庫 2. 2,000 万円 3. 満期日 4. 政府系金融機関 5. 3,000 万円 6. 決済用 7. 定期 8. 納税準備 9. 信用組合 10. 外貨 11. 1,000 万円 12. 破綻日

解説・出題傾向

新試験になってからの新しい金融商品のパターンの問題です。正誤×選択でも解説しましたが、新試験になってから個別の具体的な金融商品や金融サービスについての5問の穴埋め問題が出題されています。旧試験での出題形式は正誤×選択であったり穴埋であったりバラバラでしたが、新試験になって、問題数が減少し、金融商品については「主に法律関係が正誤×選択12-13問」と今回の「個別の金融商品・サービスの穴埋5問」の形になり、今後も、この出題パターンになると思います。

難易度としては一般常識で正解できる問題が多く、易しいので、5問中4問以上の正解を目指したいところです。穴埋めなので暗記していなくても一般常識力や想像力をフル稼働させましょう。また、選択肢の数が一定していませんので、多い時はケアレスミスで落とすようなことがないようにうまく整理してください。

  • 2021年度 問題20(選択穴埋)5〔預金保険制度〕※選択肢12個
  • 2020年度 問題22(選択穴埋)5〔決済サービス〕※選択肢12個
  • 2019年度(本試験)問題21(選択穴埋)5〔つみたてNISA〕※選択肢14個
  • 2019年度(再試験)問題21(選択穴埋)5〔キャッシュレス決済〕※選択肢13個
  • 2018年度(平成30年度)問題20(選択穴埋)5〔 iDeCo 〕※選択肢11個
  • 2017年度(平成29年度)問題20(選択穴埋)5〔投資信託〕※選択肢14個
  • 2016年度(平成28年度)問題25(選択穴埋)5〔ファンド〕※選択肢10個

今回のテーマである「預金保険制度」は、「金融商品関連法・保険」の問題でもたびたび出題されている頻出問題であることとと、みなさま自身の資産にもかかわることなので、一般常識的にも知られていることばかりです。聞きなれない言葉もありますが、語群からは洗たくしやすいので満点を目指してください。

難易度(A易、B普通、C難) 目標:4問以上/5問中

  • ア 金融機関 BC
  • イ 預金の性質 BC
  • ウ 金額 AB
  • エ 期間 AB
  • オ 預金の種類 BC