2022年度 問題20 環境問題〔持続可能な開発目標・食品ロス〕(選択穴埋)その1(一般公開)
20.次の文章の[ ] に入る最も適切な語句を、下記の語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。
① 2015(平成27)年の国連サミットで、「持続可能な開発のための[ ア ]」が採択された。この中に掲げられた「持続可能な開発目標(略称[ イ ])」は、[ ウ ]の目標を設定している。
② 環境省によれば、日本における2020(令和2)年度の食品ロスの発生量は、約[ エ ]万トンと推計されている。国は、食品ロスの削減について、家庭系食品ロス、事業系食品ロスともに、[ オ ]年度までに2000(平成12)年度比で食品ロス量を半減させるという目標を設定している。
【語群】
1. 2050 アジェンダ 2. 300 3.2030 アジェンダ 4. SDGs 5. 169 6. 19 7. 1500 8. MDGs 9. 2040 10. 17 11. 2050 12. 2050 ゴールズ 13. 2030 14. 520
解説
- 旧試験では環境問題の難易度の差は分野で大きく異なり、地球温暖化などの会議関係は難しかったり、数字が出てきたりしていました。しかし、新試験になってからは、前半の正誤×選択の混合分野に少し出題されるほか、最後の方に5個の穴埋問題が出題されるというパターンに落ち着いたようです。新試験からは、この穴埋問題は比較的易しく満点を狙える得点源になる問題も多いので、しっかり対応しましょう。➡2023年度試験からは従来の穴埋問題はなくなり、4肢択一の穴埋め問題になりますが、環境問題にはそぐわないような気がします。2021年度試験まであった1つ前の経済問題の穴埋め問題もなくなったことから、環境問題は前半の正誤問題に集約されるのではないかなと考えています。これまでも環境問題は前半に2-3問と最後に穴埋め問題がありましたので、前半の問題が少し増えて最後の穴埋め問題がなくなるのではと考えています。
- 出題される分野は、幅広く、新しい法律等がよく出題されます。今はリサイクルがらみの法律の出題も多くなっています。また、地球温暖化に絡む会議や温暖化の目標数値なども確認しておく必要がありますので、過去問を確認しておきましょう。
- 過去の出題分野を見ると、やはり幅広いので予想するのは難しいです。環境問題のニュースをしっかり見ておくことが1つのポイントかなと思いますし、リサイクルなどの定番問題や法律が出題されたりします。あとは一般常識力を活用しましょう。
- 2022年度は持続可能な開発目標の穴埋め3箇所と食品ロスの問題の穴埋め2箇所が出題されました。どちらも定番の環境問題であり、前半の問題でもよく出題されていました。オーソドックスが出題分野ではないかと思います。数字が多くて難しい5問になりますが、ポイントとしては語群を分類分けすることです。
解説 難易度(A易、B普通、C難) 目標:3問以上/5問中
- ア 持続可能な開発 C
- イ 持続可能な開発目標(略称)AB
- ウ 目標 BC
- エ 2020(令和2)年度の食品ロスの発生量 C
- オ 目標年度 C
【参考】過去問
- 2022年度 問題20 環境問題〔持続可能な開発目標・食品ロス〕※3問以上/5問中
- 2021年度 問題22 環境問題〔地球温暖化対策・パリ協定〕※3問以上/5問中
- 2020年度 問題24 環境問題〔環境基本計画・地域循環共生圏〕※3-4問以上/5問中
- 2019年度(本試験)問題23 環境問題・大気汚染 ※4問以上/5問中
- 2019年度(再試験)問題23 環境問題・海洋ごみ ※3問以上/5問中
- 30年度 問題23 環境問題・地球温暖化・再生可能エネルギー ※4問以上/5問中
- 29年度 問題22 環境問題・容器包装リサイクル法 ※4問以上/5問中
- 28年度 問題23 環境問題・家電リサイクル法 ※5問/5問中