【質問回答】過去問をどこまで遡ればいいのでしょうか?
- 勉強部屋の過去の合格者の多くは過去問を溯って繰り返し勉強したとの報告があります。
- 会員から、どこまで遡ればいいのかという質問がありました。
- 溯って=さかのぼって
回答
◆少なくとも新試験の28年度試験まで遡ってほしい(28~30年度の3年間分+2019年2回分)
◆旧試験の最後27年度も遡ると難易度の変化がわかると思います
◆法律改正の部分については、基本的には追加されるだけのことが多いので、あまり気にしなくてもいいと思います
◆法律改正の影響の少ない分野は、遡ればそれだけ実力がついてくると思います
◆その時代ならではの問題が取り上げられていることも意識してもらえたらと思います(事件事故などの社会問題が出題されている)
◆遡れば、同じ論点の問題が繰り返し出題されていることが分かります
- 「遡ること」と「遡るだけでなく繰り返すこと」が重要です。
- とにかく、何度繰り返しても、同じところを間違えてしまいます。確実に7割取れるようにしてください。解答を覚えてしまっていた場合は自分で理由を独り言で解説できるようにステップアップしてください。
- 少なくとも新試験制度の平成28年度までの3年分はさかのぼって合計4年分を勉強してほしいです。
- 5年分ぐらいを勉強した会員が多いです。また、すべて遡った会員もいます。とはいえ、そこまで遡らずに合格した会員もいますので、それぞれの能力次第となります。より確実に合格したいのであれば遡ってください。同じ論点の問題が繰り返し出題されていることが分かります。
- しかしながら、新試験1年目の28年度と2回目の29年度は、現職有資格者の新資格取得のための救済(と勝手に私は呼んでいます)のために難易度がかなり下がりましたので、易しい試験だと誤解する可能性もあります。3年目の30年度試験以降は通常の難易度に戻りましたので、この難易度になれる必要があります。
- 旧試験での27年度試験も参考になります。
- 旧試験での26年度試験は正誤×選択と選択穴埋の割合が逆転したため、合格ラインが通常6.5割のところ7割に上がりました。→参考
- それ以前は、6.5割という感じです。
- 旧試験の新しい試験?が始まった(正誤×選択問題の出現)平成21年度と22年度試験は問題数が250問というハードな試験でした。23年度から200問に減り、新試験から180問になりました。
国民生活センターでの試験問題の公表は直近5年分です。それ以前の試験問題は会員にのみ閲覧・ダウンロードできるようにしています。→相談員試験の過去問題(国民生活センター 削除分・会員限定・平成21年度~平成26年度まで)