2022年度 問題19 IT・WEB関連の専門用語(選択穴埋(4肢択一))その1(一般公開)

19.次の文章の[ ] に入る最も適切な語句を、各文章に続けて示す語群の中から1つ選び、解答用紙の解答欄にその番号を記入(マーク)しなさい。

① 暗号資産取引などで用いられている、取引参加者の複数のコンピューターで取引内容を互いに確認しつつ、分散してデータを記録していく仕組みを[ ア ]という。
1. クラウドコンピューティング 2. ブロックチェーン 3. マイニング 4. フィンテック

② 無線LAN の一つである[ イ ]は、親機となるルーターから発せられた電波をスマートフォンなどの子機が受け取ることでインターネット接続が可能となる。公衆ルーターの電波を利用する際は、セキュリティに注意する必要がある。
1. Bluetooth 2. Wi-Fi 3. NFC 4. 5G

③ インターネット上で動画や音声を視聴する際、ダウンロードしながら再生する方法を[ ウ ]という。データをダウンロード中に再生することで、利用者が視聴するまでの待ち時間を減らすことができる。
1. ストリーミング 2. スクリーニング 3. コーデック 4. ゾーニング

④ ライブ配信者を応援するため、ライブ配信アプリなどを通じて、ライブ配信の視聴者がオンラインで課金する行為のことを、[ エ ]という。成人だけでなく、未成年者による高額利用も問題となっている。
1. インターネットバンキング 2. ガチャ 3. 投げ銭 4. 従量課金

⑤ スマートフォンでは、月20GB(ギガバイト)以上のデータプランを提供する携帯電話事業者が少なくない。1GB(ギガバイト)とは、DVD 画質相当の動画を約[ オ ]見られる程度のデータ通信量である。
1. 20 分 2. 2時間 3. 20 時間 4. 100 時間

解説

  • 2022年度試験では新しい出題方式となっており、穴埋め問題の形式にはなっていますが、長文の複数の穴埋め問題ではなく比較的短文の1箇所だけの穴埋め問題になっており、その穴埋めは4択になっています。
  • この新しい出題形式は2023年度試験では正式な出題方式となることが受験要項で公表されており、これまでの穴埋め問題がなくなることとなりました。
  • これまでの穴埋め問題は語群を分類すると、多くが二択になっており、正解しやすいので得点源となっていました。しかし、この4択問題は単純に4つのうちから正解を一つ選ぶことになるので難易度は高くなります。ただし、2022年度試験では他の4択問題も含めて難易度が易しく、かなりの得点源になりました。2023年度以降も得点源になるような易しい難易度になるかどうかは分かりません。出題数についても全体的な問題数が減ったことから、4択問題もそんなには多く出題されないのではないかと思っています。
  • この大問題ではこれまで出題されていなかったIT・WEB関連の専門用語について出題されています。問題15の「携帯電話やインターネット関係」の4肢択一に似ていますが、用語解説のような感じになっています。
  • IT・WEB関連については、時代の流れか相談現場でも必要な知識となってきましたので、問題数が減少する2023年度試験でも同程度に出題される可能性が高いと思います。
  • IT・WEB関連の専門用語は、ある程度ネットに慣れて使いこなしていれば聞いたことがある言葉ばかりだと思いますので、ラッキー問題かもしれませんが、ネットに詳しくない場合は難しいかもしれません。4択なので、推測するのも難しいかも。日常的に、さまざまなニュースなどに敏感になっておく必要があります。これからの相談現場・相談員には必要な式かもしれません。
  • この分野も問題15の「携帯電話やインターネット関係」と同じように、女性の方は苦手な分野かもしれませんが、相談現場は時代の最先端を行きますので普通の人以上に関心を持っていただきたいと思います。
  • 2022年度の試験は知っていれば正解できるという簡単な問題が多く点数を稼げる問題になったのではないでしょうか。⑤は少し難しかったかもしれませんがその他は正解したいところです。

2022年度(令和4年度)難易度(A易、B普通、C難)目標:3-4問以上/5問中

  • 問題19① 暗号資産の仕組み BC
  • 問題19② 無線LAN BC
  • 問題19③ インターネット上の再生方法 BC
  • 問題19④ ライブ配信の課金行為 BC
  • 問題19⑤ データ通信量 C

【動画解説】2022年度-問題19「IT・WEB関連の専門用語」(一般公開サンプル)