2020年度過去問解説
2020年度 問題1 消費者行政と関連法(正誤○×)その1(一般公開中)
◆消費者行政の基本となる法律・行政施策・組織についての単発問題です。旧試験でも毎回出題され、基本的に正誤×選択で10問でしたが、新試験になってから、試験問題数が減ったのに伴い、8問になり、なおかつ、単純正誤問題になったことから易しくなったといえます。
◆出題分野および関連法令
・消費者基本法⇒理念、条文
・消費者施策⇒消費者基本計画、地方消費者行政強化作戦、自治事務
・消費者庁・消費者委員会⇒設置法、組織、役割、所管法令 ※問題2でも毎年ではないが頻出
・消費者安全法⇒消費生活センターの組織・設置義務、見守り活動(見守りネットワーク=消費者安全確保地域協議会)
・国民生活センターの業務⇒消費者庁との連携、国民生活センターの内部の事業、消費者向けの事業、相談員向けの事業、PIO-NET、情報収集システム
・消費者団体訴訟制度⇒消費者契約法により差止請求(適格消費者団体等の位置づけや役割)、消費者裁判手続特例法による被害回復(特定適格消費者団体)。差止請求は景品表示法、特定商取引法、食品表示法でも追加で対象となった。メインの消費者契約法でも出題される